「私が殺した少女」 原リョウ


本のタイトルは、その内容をまさに
一言で言い表した言葉であるべき
であると考えている。

そして、本書のタイトルはシリーズ
の中でも一番良いタイトルである
と思う。


大体、探偵ものには探偵を助ける
助手的な存在がいるものである。

ホームズとワトソン、ポワロとヘイス
ティングス、etc...

対照的に、沢崎は一人である。
一人ではあるが、孤独ではない。

新宿署の錦織警部と、清和会の幹部橋爪
とその子分相良である。

錦織警部は私の中では完全に塩見三省
である。では、橋爪と相良は誰になるか?
これは難しい問題である。
正直、現時点ではその答えは見つかって
いない。

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