初恋(原題:初纏恋后的2人世界)

★★★★☆

金城武が話す日本語には、なんとなく違和感を
覚えるが、この映画ではそれが良い感じに
描かれている。

やはり、金城武の本当の魅力は、広東語を
話しているときにこそ発揮されていると思う。

この映画を見るまでは、正直カレン・モク
のことはあまり好きではなかった。
しかし、この映画で、カレンの本当の魅力に
触れられたことは私の人生において幸いで
あった。

この映画は、2本のオムニバスと本映画の
ドキュメンタリー映像が入り乱れた、
前衛的な手法で創られている。

よって、初めて見た時は寝てしまい、通して
見ることはできなかった。。

しかし、映画のラストで、監督が製作に
携わった2年間を振り返って大いに
漢泣きし、鼻水をだらだら垂らしながら
映画製作での苦労と挫折を総括する
コメントを語ったとき、私もまた、
泣いていた。

初めての恋だけが、初恋とは限らない。

「ヤッピンとカレンの恋の後始末

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