「陰陽寮」シリーズ 富樫倫太郎

遂に完結した。

6年で10巻。

長い道のりだった。

終わらないのではないか、と思えるほど
話がひろがった。

随分あっさりと終わったなという感じだが、
無事に、そして素晴らしい読了感を得られた
ことは幸いである。

宮部みゆきのように、話の展開は最高なのに
読みおわったあとに、なんともいえない
もどかしさにウズウズすることもあるが、
主役のひとりが死んだのにこれだけの
あっさりと終えられるのは、ひとえに
作者の技量というところか。

次回作に期待します。

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