9回裏のホームラン

まぁ、俗に言う、サヨナラホームランという奴ですな。
たまたま、ちゃんねるを回していたら、
ヤクルトー巨人戦が放送されており、
そして、9回表巨人の攻撃中で、
しかも涙君こと藤井
入来が投げ合っており、
0対0という緊迫したムードで
松井の第4打席ということで、
思わず見入ってしまった。

1-3からの5球目、甘く入ったスライダーを
松井がフルスイング
打球はヤクルトファンで埋め尽くされたライトスタンドへ。。

はっきり言って、この一打で勝負あったと思いました。

その後、江藤をセカンドフライ、
代打清原を三振に切ってとりましたが、
もう駄目だろうと。。

ファーストに古田を置いて、
ラミレス、1-2からの4球目。
真中に入った縦のスライダーを見事ライトスタンドへ・・・

見事なサヨナラ弾でした。

奇跡は起こるものである。
ということが言いたい訳ではありません。
9回裏の本塁打というのはいかに恐ろしいかということです。
かつて、神宮球場でアルバイトをしていたことがありますが、
その時、ミューレンという
とんでもない外人がヤクルトにおりました。
これが、三振か本塁打しか打たないという奴でして、
当時へっぽこだった、巨人のリリーフ陣に滅法強い外人でした。

彼が、右打者だったことが私にとっての災いでした。
右打者ということは、当然レフト方向への打球が多くなります。
ということは、彼が巨人戦で放ったサヨナラ弾の100%が
巨人ファンで埋め尽くされたレフトスタンドに放りこまれた訳です。

さて、敵方のサヨナラ弾が飛んでくると、どういう減少が起こるのかというと、
まず、なかなかスタンドから立ち去ろうとしなくなります。
そして、引き上げてくる選手に罵声やら
怒号やらペットボトルやらをぶつけてやろうと、
フェンスによじ登ろうとします。

こういう不貞な輩を退治するのは全部アルバイトの仕事なんです。
そして、目論見をぶっ潰されたファンが次に何をするかというと
怒りの矛先を、ごみ箱やらベンチやら壁やらアルバイトに向けてくるわけです。
そんな状況で、360度警戒しつつ、
客が思い思いに汚した球場を掃除するわけです。

はぁ・・・

そんな、青い気持ちを彷彿させる夜でした。
今夜は。。

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